妊娠中卵かけご飯を食べたい人が気を付ける事はたった1つ!!

妊婦さんへ

卵かけご飯は、無性に食べたくなる食べ物の1つですね。

私は、小さい頃から卵かけご飯が本当に好きで、自分で最強の卵かけご飯を求めて研究していた時があったくらい本当に好きです。

栄養士で働いている時、朝番で朝は4時に起きていました。ただでさえ朝が早いのに朝ご飯も作る時間もなくいつも朝は即席で作れる

卵かけご飯を食べていました。

そんな愛して止まない卵かけご飯を食べたいけれど、妊娠してからは我慢しています…。

今回は、妊娠中卵かけご飯を食べたい人が気を付ける事はたった1つ!!というテーマで解説していきたいと思います。

妊娠中は卵かけご飯を食べていいの?

結果からお伝えしますと、妊娠中は卵かけご飯を食べても大丈夫です。

1回でも食べたからと言って、お腹の赤ちゃんやお母さんの身体に影響があるとは限りません。

しかし、回数が増えていけばいくほど感染症のリスクは上がってきます。

もちろん卵かけご飯は、生ものなので100%安全ではありません。

食べるときに気を付ける1つの事

卵かけご飯を食べるときに気を付ける事は、たった1つです。

食べる回数を出来るだけ抑えて、よく卵を加熱することです。

食べる回数を抑えればリスクは上がらないですし、生ものであるためよく加熱をすれば感染症は防げます。

卵の感染症とは

生卵の殻には、サルモネラ菌という菌が付いている可能性が高いです。

殻だから大丈夫と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、ほとんどの可能性で殻に付着したサルモネラ菌は中の生卵についてしまいます。

4~48時間後に発症する事が多く、主な症状は嘔吐、下痢、腹痛、発熱(39度以上)が挙げられます。

嘔吐や下痢で脱水症状になってしまったり、嘔吐で食欲不振で食べられなくなってしまうので妊婦さんは特に注意が必要です。

また、妊娠中は免疫力が落ちているので感染する可能性があります。

安全に卵を食べるポイント

賞味期限を守り、生食するならなるべく新鮮なうちに食べること。

卵内には殺菌酵素リゾチームが含まれ、サルモネラ菌は10℃以下ではほとんど増殖しませんが、時間が経つにつれ卵の鮮度が下がれば殺菌力も低下してしまうので、必ず新鮮なものを食べましょう。

賞味期限は、生食できる期限として設定されているので、賞味期限経過後の卵は加熱調理することにより食べることができますが、なるべく賞味期限内に消費するようにしましょう。

サルモネラ菌は、75度以上の温度で1分以上加熱することで死滅するので時間と温度を守って調理するように心がけましょう。

しっかりと温度計で測って確認しましょうね!

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実は…卵は栄養満点!

卵は、ビタミンCと食物繊維を除く全ての栄養素が揃い、人間の身体に必要な栄養素を多く備えている為、完全栄養食品といわれています。ビタミン類はもちろん、鉄分はほうれん草の約2倍、カルシウムも牛乳の約1.5倍と、ミネラルの含有率も抜群です。

しかし、“完全”とはいっても弱点はあり、ビタミンCと食物繊維に欠けているので、卵を食べる時には野菜や海草などを組み合わせることを意識して補うといいでしょう。

また、卵のたんぱく質は全食品の中で最も優秀で、タンパク質を作る上で大切な9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれています。必須アミノ酸は人間の体内では作られず、食品から摂取する必要がありますので、卵は必須アミノ酸の摂取にとても適しています。

卵を食べることで以下の効果があります。

・太りにくい身体をつくる

タンパク質を摂ると、お腹が空いた時にシグナルを出す【グレリン】というホルモンの働きを抑制します。

たまごを食べると食欲が抑えられ、ダイエットにも効果的と言えます。

・美肌を保ってくれる

美容には欠かせないコラーゲンの主原料はアミノ酸です。

たまごはアミノ酸が豊富なので、コラーゲンも多く含まれているということです。加齢とともにコラーゲンの働きは衰えていきますが、たまごを食べて、もちもちお肌をキープしてくれます。

そして、ルテインという成分の抗酸化作用は、目を守るだけでなく、肌の老化プロセスから皮膚も守ってくれるのです。

また、卵黄に含まれるビタミンの一種ビオチンは糖質・脂質・タンパク質の代謝を助け、健康な細胞を作る働きがあり、肌や皮膚の再生力を高めると言われています。

・疲労回復の効果

卵白に含まれているリゾチームには殺菌作用があり、食品の防腐剤や市販の風邪薬にも使われています。卵を細菌から守るだけでなく、人間の免疫力を高めてくれます。

また、鉄分が豊富なので貧血になりやすい妊婦さんにも重要な栄養が含まれています。

卵料理のレパートリーを増やしてみましょう

卵の良さを知れたので、卵かけご飯以外のおすすめ卵料理をご紹介させていただきます。

私がよく妊婦になってから作っているメニューになります。

①ほうれん草の卵焼き

②サバ缶にら玉

③野菜たっぷりふわふわ卵の中華スープ

④小松菜とシラスの炒飯

⑤ブロッコリーとゆで卵のマヨサラダ

⑥アボカドフレンチトースト

⑦ほうれん草とコーンの卵炒め

⑧野菜たっぷり卵雑炊

⑨納豆と小松菜のオムレツ

⑩豚肉のピカタ

全て、加熱はしているので生で卵を食べるよりは安心して卵を口にすることができます。

どれも簡単で美味しいメニューなので是非参考にしてみてください!

最後に…

卵かけご飯を食べることには反対ではないです。

しかし、子どもに何かあったときに私だったら責任をより感じてしまうので、大好きな卵かけご飯を食べることは今は我慢しています。

愛する我が子のためになら何でも我慢できます(笑)生まれたらお祝いに卵かけご飯を食べたいです!!

皆さんはお祝いに何を食べますか?考えていると楽しみになってきますね。

今は食べるもの一つ一つ確認してみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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